分業でつながる堺打刃物の職人
堺打刃物は、現在も分業制を続けています。一人の職人が包丁一本を全て作るのではなく、金属から刃の部分を作る鍛治の工程、その刃を研磨する刃付けの工程・持ち手の部分をつくる柄製造の工程、柄に刃を付ける柄付けの工程に分かれて、それぞれの職人が専門の工程を担っています。
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Blacksmith
鍛治01
金属を熱して打ち鍛え、和包丁の刃の部分を作る工程です。
工程の一部
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火造り
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刃金付け
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先付け・切り落とし
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焼きなまし
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01
鍛治
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02
刃付け
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03
柄製造
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04
柄付け
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Blade attachment
刃付け02
刃を研磨する工程です。荒砥から始めて番手を上げ、出荷時や運搬時の刃欠けを防ぐための工夫もなされます。
工程の一部
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荒研ぎ・タガネ入れ
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本研ぎ
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裏研ぎ
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ぼかし・仕上げ
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01
鍛治
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02
刃付け
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03
柄製造
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04
柄付け
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Wooden handle making
柄製造03
辰巳木柄製作所の担当工程
包丁の持ち手の部分をつくる工程です。刃とのバランス、手に馴染むための工夫をこめながら、柔軟に作っていきます。
工程の一部
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穴あけ
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輪はめ
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荒磨き
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仕上げ磨き
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01
鍛治
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02
刃付け
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03
柄製造
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04
柄付け
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Handle attachment
柄付け04
木柄の穴に熱した刃を差し込んでつけ、和包丁を完成させる工程です。
工程の一部
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中子を熱する
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柄付け
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銘切
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完成
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01
鍛治
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02
刃付け
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03
柄製造
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04
柄付け
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01
鍛治
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02
刃付け
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03
柄製造
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04
柄付け